二番座の座卓 2016
離島の知り合いの方からのご紹介でオーダーいただいた「二番座の座卓」
定年退職後、友人を招いてこのテーブルで楽しまれるそうです。
皆さんでワイワイとされている姿が目に浮かびます。
脚
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こんな風に作ってます。
木材:タモ(板目)
仕上げ:クリアーオイル
「二番座の座卓」
名前の由来:
お盆やお正月にオバーちゃん家に集まると二番座にある座卓と台所の前に
ある板間の座卓を引っ付けて親戚一同で宴会していました。
(ちなみに子供達は廊下や一番座でワイワイ)
その二番座にある座卓にはみんなで集まる和がいつもあって、楽しくお酒を
飲み交わす大人たちの笑顔が思い出されます。
二番座の座卓と名付けたこの座卓にもたくさんの人が集い、たくさんの笑顔
があふれることを願い製作しています。
<解説>
極々簡単に説明すると、
沖縄の伝統家屋は横長の造りになっていて、
向かって右から床の間のある畳間の一番座、次に仏壇のある二番座、
その次に台所、もしくは板の間がきて台所。
大きい家には畳間の三番座があります。
私のオバーちゃん家は、二番座→板の間の台所になっています。
それぞれの部屋の裏に、裏座と言うプライベートの部屋があり、
玄関は無く、客人は縁側から声をかけてどこからでも上がります。
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