2015年08月09日
「ぽっちゃり花器」のこと

ぱっちゃり花器は、
「生ける花を選んでしまう」ことを説明するようにしていますが、
ご購入後の説明書として参考にして頂ければと思いまとめてみました。

底からの立ち上がりが外に向かって弧を描いているため、このように茎が
つるん!と上がってしまいます。。
ということで、柔らかい茎の花は不向きで、細くても強い茎または枝もの
が向いているように思います。

一輪挿しの場合
蔓ものが良いかもしれません。
一直線のツルものよりもくの字に曲がっている方が床と接し易くなり
根元の跳ね上がるのを防いでくれるようです。

口もとの隙間があると支えのある所まで倒れるので、
何本もの茎または枝同士で支え合わせるのも一つの手。

ただし、目一杯挿してしまうと密集したところの茎が腐れたりするので
適度の隙間を作ってあげるといいと思います。

お花は、水切りをきちんとしてあげると持ちがよいと言われています。
お部屋の状態(陽当たり、湿度)によっても変わるので、飾る場所の
環境状態も見ながら生けられて下さいね。
最後に、、
ぽっちゃり花器は、少しトライする気持ちが必要です。
ご自身で考えて花選びされるのも良し、
お花屋さんと相談しながら選ばれるのもいいですね。
花器と花の相性を見つけながら楽しんで下さると嬉しいです。

つるもの:利休草
花? : ワレモコウ
Posted by ロボッツ at 11:27│Comments(0)
│ガラスの説明書